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2021.06.18

知財ニュース

タクシーのサイドガラスに広告を映し出す国内初のサービス「THE TOKYO MOBILITY GALLERY Canvas」がスタート

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タクシー搭載のモビリティメディア「THE TOKYO TAXI VISION GROWTH」を運営する株式会社ニューステクノロジーと、タクシーアプリ「S.RIDE®」等を展開するソニーグループのS.RIDE株式会社が、車窓モビリティサイネージサービス「THE TOKYO MOBILITY GALLERY Canvas」を開始した。

このサービスは、都内を走行するタクシーの後部座席の窓ガラスに広告を映し出すものだ。サイドガラスにはAGC株式会社が開発したガラス製透明スクリーン「Glascene(グラシーン)」を搭載しており、映像を投影していないときは透明な窓ガラスだが、投影時にはクリアな広告を映し出すことが可能。乗客がいないときのみ広告を表示して、空車時間を活用した広告収入を増やす狙いがあるそうだ。車窓モビリティサイネージサービスにおいて、Glasceneの導入は日本初となる。

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タクシーは左車線を走ることが多いため、サイドガラスを活用した広告は道を歩く人の目に留まりやすい。コロナ禍で売り上げが低迷するタクシー業界において、新たな収益源として期待されている。

導入初日となった5月31日は、特別企画として、漫画『ONE PIECE』とタッグを組んだ広告が表示された。東京のタクシー会社2社が合わせて100台に導入しており、来年には3000台まで増やす予定だ。

Top Image : ©株式会社ニューステクノロジー

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