News
2021.11.24
知財ニュース
日産、メタバースに展示場をオープン─銀座「NISSAN CROSSING」を完全再現
日産自動車は11月4日、顧客との新しいコミュニケーションの場として、バーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」を公開した。これは銀座に実在する同名の日産自動車の展示場をVR空間に再現したバーチャルギャラリーで、電気自動車「日産アリア」をバーチャル展示する他、新車発表会や講演など様々なコンテンツを提供していく。
「NISSAN CROSSING」は、VRコミュニケーションプラットフォーム「VRChat」内に3D空間化して公開している。VRChatとは、VR空間内にアバターでログインし、多人数でコミュニケーションできるソーシャルVRアプリ。「Oculus Quest 2」などのVRヘッドセットから利用できる他、パソコンからもWindows環境があれば無料でプレイ可能だ。VR空間の「NISSAN CROSSING」へは、VRChatユーザーであれば、24時間365日いつでも自由に訪問できる設計だ。
日産は、このバーチャルギャラリーをデジタル上での新たなコミュニケーションの場の一つとして活用し、コンテンツを発信していく。第1弾として、2021年内にVR空間のNISSAN CROSSINGから電気自動車で出発し、地球温暖化について考えるVRツアーを予定している。
Top Image : © 日産自動車 株式会社