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2022.08.19
知財ニュース
日本初、位置情報を持つ「地図アイコンNFT」─ブロックチェーン戦略から生まれるNFT地方創生プロジェクトが始動
ジオテクノロジーズ株式会社は、カーナビなどのデジタル地図上に表示される、建造物やランドマークなどのアイコンに緯度経度の位置情報を付与し、さらにNFT化した「位置情報付地図アイコンNFT」を2022年7月8日(金)より販売開始した。地図制作会社として「位置情報×NFT」サービスの提供は日本初とのこと(※2022年6月末ジオテクノロジーズ調べ)。
他にも、M2Eアプリ「トリマ」に登場するトリ丸をモチーフにしたNFTもラインナップに加えて、ジオテクノロジーズNFTコレクションとして提供している。
ジオテクノロジーズ株式会社は、急成長するNFT市場のなかで、自社で保有する地図資産や位置情報をNFTと掛け合わせて新たな可能性を見いだし、新しい価値の創出に取り組んでいる。その第一歩として、地図資産や独自のサービスを活用したジオテクノロジーズNFTコレクション「GT Building Collection(ジーティー ビルディング コレクション)」と「TORIMARU Collection(トリマル コレクション)」を販売開始する運びとなった。
日本で初めて位置情報を持った地図アイコンNFTを購入することが可能となり、将来的に文化財のアイコンに価値を付与する事ができれば、自治体との連携によって、その収入の一部を文化財保護のために還元する事なども可能になるという。本コンテンツが全国に広がることで、各地での地方創生に繋がる可能性もある。
さらにNFTの所有者は、ジオテクノロジーズが整備するデジタル地図上でNFT化された城へのルート探索も可能となるなど、メタバースの世界を視野に入れた構想を描いているとのことだ。
「GT Building Collection」と「TORIMARU Collection」は、世界最大手のNFTマーケットプレイス”OpenSea”にて販売している。これらは、2022年の冬に計画している「推し街NFT(仮称)」というNFTプロジェクトの先駆けであり、事業化に向けて本格的な取り組みを開始するということだ。
・GT Building Collection ( https://opensea.io/collection/gt-bc )
・TORIMARU Collection ( https://opensea.io/collection/torimaru )
Top Image : ©︎ ジオテクノロジーズ 株式会社