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2022.02.01

知財ニュース

横須賀市の浄楽寺、世界初となる「NFTデジタル御朱印」の授与開始

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800年以上の歴史を有し、仏師・運慶が造像した仏像(国重要文化財)が安置されている浄楽寺(神奈川県横須賀市)は2021年12月31日、NFTによる「デジタル御朱印」の発行を開始した。

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浄楽寺によると、御朱印の起源はもともと写経を神社仏閣に納めることで、寺社からもらう朱色の印であり、参拝した個人が「本尊の身代わり」としてもらうもの。またNFTは、他に変わりがなくただ一つしかないことを証明し、デジタルアイテムのオリジナルを証明するため、NFTによるデジタル御朱印は参拝者と寺院との個々の繋がりの証明が可能となり、御朱印本来の意味合いも守れるという。

この取り組みは、浄楽寺の属する、三浦半島の文化観光を推進する一般社団法人BUSHIDO文化協会と、NFTマーケットに関わる企画立案・支援を行う株式会社CRYPTO& Inc. が協力し行なっているもの。BUSHIDO文化協会は、日本全国の神社仏閣の御朱印をNFTで発行することで、御朱印文化を世界に広く発信するとともに、コロナ禍で参拝が難しくなった参拝客と神社仏閣との縁を広め、文化観光客の増加に期待を寄せている。

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現在、6種の御朱印を各種限定48枚NFTとして発行しており、価格は日本円換算でおよそ1000円相当。御朱印はNFTマーケットプレイス「OpenSea」で販売(授与)される。

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Top Image : © 浄楽寺

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