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2025.03.13

知財ニュース

楽天、商品配送サービス「楽天無人配送」において米国Avrideのロボットを国内初導入―対象店舗や地域を拡充へ

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楽天グループ株式会社は、東京都中央区晴海全域、月島と勝どきの一部で展開しているロボットによる配送サービス「楽天無人配送」を大幅に拡充し、2月27日より、アメリカの自動配送ロボット企業Avrideのロボットを新たに導入し、対象店舗や地域の拡大を拡充した。

Avrideのロボットが日本でサービスに使用されるのは今回が初となる。今後、順次10台まで増やす予定だ。

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Avrideのロボットは先進的な自動運転技術を活用し、様々なセンサーやアルゴリズムを搭載。高度な自動運転技術により、安全性と信頼性が高く、複雑な環境でも安全に自動走行が可能だ。現在米国でもAvrideの多数の機体が商用利用されており、日本においても2024年12月13日に一般社団法人ロボットデリバリー協会の安全基準に基づく審査に合格した。

楽天はロボットの種類増加や機体数増加に対応するため、注文内容に応じて最適なロボットの自動割当などを行う独自開発の配送管理システムの改良や、自動配送ロボット10台体制によるサービス提供の実証実験も行った。

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今回の拡充は、サービス開始以来、利用者の増加と需要の高まりに応えるためのもの。

これまで「スターバックス コーヒー 晴海 トリトンスクエア店」「スーパーマーケット文化堂 月島店」「吉野家 晴海 トリトンスクエア店」の商品を、対象地域内に夜間や雨天時を含め毎日配送してきたが、新たに対象店舗としてケーキ店「パティスリーハット」やコンビニエンスストア「ファミリーマート 晴海センタービル店」が加わり、店舗数を拡大している。また、対象地域は晴海全域と月島1~4丁目の一部、勝どき1~6丁目の一部へと範囲を広げ、利用者が注文時に指定できる届け場所の数も、現在90カ所を超えている。

楽天は、今回のサービス拡充により、人手不足が深刻な配送業界において、より多くの方々が便利で安全な無人配送サービスを利用できるようになることを目指していく。

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Top Image : © 楽天グループ 株式会社

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