News

2022.03.01

知財ニュース

特許庁の伴⾛⽀援プログラム「I-OPEN PROJECT 21」にて、類似する先⾏技術を調査して評価するシステム「AI Samurai」が活用

AI samurai

特許庁の主催する、社会課題解決に取り組んでいるスタートアップ企業等にメンタリングを通した伴走支援でサポートする「I-OPEN PROJECT 21」において、大阪大学と北陸先端科学技術大学院大学による産学連携の発明創出AI®企業である株式会社AI Samuraiの開発した、AIによる特許審査シミュレーションシステム「AI Samurai®」が活用されている。

特許庁デザイン経営プロジェクトチームが運営する「I-OPEN PROJECT」は、社会課題の解決にむけた知⾒を持つ専⾨家や、⼈々の創造⼒を⽀援する知的財産の専⾨家らが、社会課題解決に取り組んでいるスタートアップ企業、⾮営利法⼈や個⼈事業主にメンタリングを通して伴⾛⽀援を行うプログラムのこと。

このプロジェクトにおいて活用されている「AI Samurai」は、AIが自動で特許調査を行い特許性を評価するAI搭載型クラウドWebアプリケーション。特許庁が公開する特許公開公報と特許公報をデータベース化し、類似する先⾏技術の事例から出願予定の特許の登録が成⽴する可能性をランク別に評価することができる。これにより、従来は人力で数週間を要していた先⾏技術調査を数分で行うことが可能となったという。

また、初めて使⽤する人でもすぐに操作できる直感的なインターフェイスやAIを擬⼈化したチャーミングなキャラクターを搭載し、それらは2019年のグッドデザイン賞(公益財団法⼈⽇本デザイン振興会)を受賞している。

AI samurai 2

ニュース原文はこちら

AI Samurai についてはこちら

特許庁「I-OPEN PROJECT 21」公式サイト

Top images : © 株式会社 AI Samurai

広告