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2024.06.24
知財ニュース
東武鉄道と日立、指静脈認証セルフレジ導入―手ぶらで決済、酒類購入も手軽に
東武鉄道と日立製作所は、生体認証を活用したデジタルアイデンティティの共通プラットフォームの第1弾として、指静脈認証を活用したセルフレジを、4月11日から東武ストアの越谷店をはじめとして、3店舗で順次導入中。
決済については、決済代行会社である株式会社DGフィナンシャルテクノロジーの協力のもと、指静脈認証でのクレジットカード決済を提供する。
利用者は、事前に登録専用サイトに氏名や生年月日、クレジットカード番号などを登録の上、東武ストアの対象3店舗の登録カウンターにて指静脈情報を登録することで、手ぶらでの決済が可能になる。登録時に年齢確認も済んでいるため、セルフレジで酒類の購入も可能だ。
これにより、利用者はより手軽に酒類を含めた買い物が可能になる一方、店舗側はセルフレジの利用率向上に伴う、店舗人員の最適な配置を実現できる。
今回の東武ストアでの取り組みをはじめとして、東武グループでは東武ストアの利用可能店舗を拡大するだけでなく、商業施設、ホテル、アミューズメントなど幅広い分野への導入も計画中。
同社は、「同プラットフォームの取り組みを通じ、人々の生活をより豊かにする社会インフラの構築を推進していきたい」と展望を述べている。
Top Image : © 株式会社 日立製作所