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2025.09.02
知財ニュース
シャープ、 ポケットサイズのAI相棒ロボ「ポケとも」発売―音声対話AI CE-LLM搭載、話しかけるほど成長

シャープは、日常生活に寄り添い、毎日をより楽しくするポケットサイズのAIキャラクター「ポケとも」を発表した。「ポケとも」は、シャープ独自のAI技術「CE-LLM」を搭載しており、一人ひとりに合わせた音声対話が可能。嬉しいことや寂しいことなど、どんな感情にも寄り添い、会話を重ねるごとにユーザーのことを理解し、成長していくパートナーとなる。
第一弾として、ミーアキャットをモチーフにした「ポケとも」が、ロボットとスマートフォンアプリとして今年11月に登場予定。ロボットの「ポケとも」は、約12cmの身長と約200gの重さで手のひらに乗るほどのサイズで、身振り手振りと虹色に光るお腹のランプで感情豊かに会話する。
ポケットやカバンに入れて一緒に外出もでき、ロボットがそばにいない時や音声での会話が難しい状況では、スマートフォンアプリ版の「ポケとも」と音声やテキストで会話が可能。アプリでの会話内容はロボットにも共有されるため、記憶が途切れることもない。アプリ版のみでの利用もできる。
すでに公式X(@poketomo_sharp)では、8月1日より主人公ナナミと「ポケとも」の日常を描いたマンガの連載がスタート。さらに、8月28日から31日に東京ビッグサイトで開催された「東京おもちゃショー2025」では、「ポケとも」が出展された。
「ポケとも」は、シャープのコミュニケーションロボット「ロボホン」の開発チームが手掛けた新シリーズ。2016年に誕生した「ロボホン」が長年愛されてきた実績を背景に、「ポケとも」は独自のAI技術を活用し、さらに多くの人々に「日常に寄り添うパートナーとの生活」を提供したいという思いから誕生した。「うれしいことも、心がざらっとしたことも、そっと受け止めて、あなたの今日をやさしく灯す」存在として、「ポケとも」がより豊かな日常を届けていく。
ロボット版「ポケとも」の予約受付は、順次受付中。
Top Image : © シャープ 株式会社