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2024.04.12
知財ニュース
パラマウントベッド、医療現場で「スマートベッドシステム」展開─モバイル端末で患者のベッド上の動きや生体情報を確認
パラマウントベッド株式会社は、同社が提供する「スマートベッドシステム™」に株式会社フロンティア・フィールドが開発・提供する医療機関向けスマートフォン「日病モバイル」を連携することを発表した。これにより、看護師がベッドサイドやスタッフステーションに常駐することなく日病モバイル端末で患者のベッド上の動きや生体情報等を確認することができる。6月1日より連携を開始する。
「スマートベッドシステム」は、各センサーから得られた睡眠・覚醒、呼吸数、心拍数などの様々な情報を集約し、ベッドサイドやスタッフステーションの端末に表示するというもの。電子カルテシステムなどの医療情報システムや各種測定機器と連携することで、患者情報の一元管理を実現し、医療従事者の記録業務の負担低減に貢献できる。
今回の連携開始により、看護師がベッドサイドやスタッフステーションに常駐することなく、モバイル端末で患者のベッド上の動きや生体情報等を確認できるようになる。医療現場での情報共有やケアの効率化を実現することで、今年4月から始まる「医師の働き方改革」における医療機関の業務効率化を支援していきたい考え。
同社の「スマートベッドシステム™」とフロンティア・フィールドが開発する医療機関専用スマートフォン「日病モバイル」の連携モデルは、医療法人せいわ会大阪たつみリハビリテーション病院(大阪府大阪市)に納入される。
Top Image : © パラマウントベッド 株式会社