最高時速510kmのドローンが世界ギネス記録を更新し、レッドブルが制作した最高時速350kmのドローンの記録を打ち破った。今回新たに記録を更新したドローンを制作したのは、ルーク・マキシモ・ベル氏だ。ドローンの制作から記録達成までの様子を撮影した動画が公開されている。

ドローンのフレームにはカーボンファイバーを採用し、理想的なモーターとプロペラ、バッテリーを選択するも、テストでは、バッテリーなどから火災が発生したり、最初のテスト飛行では、計画通りにいかずドローンを作り直すなど、さまざまなトラブルが起こった。

改良後、時速400km程度の飛行に成功し、空中での失敗はなかったが、ドローンのスピードは期待したほどではなかった。しかし、ここであきらめず、さらに改良を行なった。その後、最高時速510kmを達成し、ギネスでは480.23kmでこのタイトルの新記録保持者となった。

Guinness World Records

Top Image : © ルーク マキシモ ベル