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2024.04.26
知財ニュース
「KONAMI eスポーツ学院」が3年制の募集を開始─第一高等学院と連携で進学サポート、オープンスクールの予約受付中
コナミデジタルエンタテインメントが運営する「KONAMI eスポーツ学院」は、2025年度(2025年4月入校)から、「第一学院高等学校」と提携した高校生向けの3年制の募集を開始することを発表した。施設見学や体験授業ができるオープンスクールの予約も受付中。
「KONAMI eスポーツ学院」は、eスポーツ人材を育てるための幅広いカリキュラムを提供し、これまで短期学習コースとして1年制を展開してきた。今回、受講者から「3年間の高校生活を通して、同じ仲間でeスポーツと学業を両立して学びたい」という要望が多かったことを受け、2025年度から「第一学院高等学校」と提携した高校生向けの3年制へ事業転換する。
eスポーツカリキュラムの充実はもちろん、第一学院高等学校との連携により、進学・就職対策や、大学・短大・専門学校の指定校推薦制度の活用などが可能。さらに、第一学院高等学校の先生から直接、学習についてのサポートや、大学・専門学校への進学といった卒業後の様々な進路相談を受けることもできる。
実技ルームには、40台のハイスペックゲーミングPCをはじめ、ゲーミングモニター、ゲーミングチェア、低Ping値の高速インターネット回線を完備。14面のマルチスクリーンで、複数の生徒のプレーもリアルタイムにチェックできる。
一方で、SNS講座やITの基礎知識、イベントの企画運営からセルフケア・コミュニケーションに至るまで、幅広い座学を学ぶための講義ルームは、明るく開放的な設計。リラックスしながら積極的なコミュニケーションが促進される。
さらに、世界大会の出場経験もある国内トップレベルのプロeスポーツチームが、経験とテクニックを「KONAMI eスポーツ学院」に全力投入。競技シーンで勝つための技術から、ファンの心をつかむ配信のノウハウを惜しみなく生徒に提供するという。
また、年に1回実施される「合同トライアウト」では、提携するプロeスポーツチームが、生徒たちの実力、熱意などを総合的に審査。合格者は一定期間練習生としてチームに所属でき、特別なプログラムを体験できる。
「KONAMI eスポーツ学院」では高校生eスポーツチーム「KONAMI eUNITED高等部」を結成していて、自主練では体験できないプロチームのコーチングや、外部との練習で日々スキルを高められる。2023年度は全国高校対抗eスポーツ大会「STAGE:0」や、「YOKOSUKA e-Sports CUP」などに出場。ほかにも、イベントや配信の出演などの活動を行いプロの現場の経験を積むことが可能だ。
教育分野におけるeスポーツの活用については、デジタルリテラシーやコミュニケーションスキルの観点からも、世界的に注目が大きい。また、eスポーツ産業の拡大に伴い、プロ選手だけでなく、ストリーマーや、ゲーム実況解説、eスポーツライターなど、関わる職業の選択肢も増えてきている。
「KONAMI eスポーツ学院」は、3年制の導入により、試合や大会で勝利するためのテクニックだけでなく、さまざまな座学を通して多彩なスキルを時間をかけて磨くことで、eスポーツ業界にとどまらず幅広い分野に対応できる人材を育てていきたい考え。
出願受付期間は、2024年6月3日(月)~ 2025年1月24日(水)で、別途「第一学院高等学校」への出願(9月受付開始)が必要。
募集定員は40名。受講期間は2025年4月から2028年3月の3年間で、授業日は月~金曜日の週5日(祝祭日を除く)。出願資格は、中学校卒業(2025年3月卒業見込み含む)以上の者。
Top Image : © 株式会社 コナミデジタルエンタテインメント