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2024.01.18

知財ニュース

Apple、ヘッドマウントデバイスなどをペン型コントローラーで制御する特許を出願―「Apple Vision Pro」で活用を想定か

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米国特許商標庁は現地時間2024年1月11日、Appleの特許出願技術「COMPUTER SYSTEMS WITH HANDHELD CONTROLLERS(ハンドヘルドコントローラーを備えたコンピュータ・システム)」を公開した。

同技術は、ハンドヘルドコントローラーを用いて、ヘッドマウントデバイスなどの電子デバイスを制御するシステムに関するもの。両手または片手で持てるコントローラーを、振る・回す・押すなどの動作で操作しデバイスを制御する。

制御可能な電子デバイスとしては、PCやタブレット、携帯電話、時計、ヘッドホンなどの多様な電子機器を例示している。一方でAppleは、ヘッドマウントデバイスを活用例として再三登場させ、またコントローラーで、“仮想現実または複合現実デバイス(例えば、ディスプレイを備えたヘッドマウントデバイス)と対話”が可能と記載。その辺りから、2024年2月2日から米国で発売予定の「Apple Vision Pro」での活用を見込んでいると推察される。

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コントローラーは複数のタイプを構想。出願文書の図面には、細長いペンシルタイプから、スティック、重ねて組み合わせできるものなどがある。コントローラーには、タッチセンサーやモーションセンサー、ボタン、ダイヤルなどを搭載して、ユーザーの意図をデバイスに伝達する。

デバイス側の赤外線カメラなどで、コントローラーを追跡して制御する方法も記載している。そこでも、頭部に装着可能なゴーグルをデバイス例に上げている。

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同技術のApple Vision Proへの展開有無や時期は不明。手の動作やアイトラッキング、音声でデバイスを制御するVision Proで活用されれば、ユーザー操作の安定性や機能性がさらに高まりそうだ。

特許情報 “COMPUTER SYSTEMS WITH HANDHELD CONTROLLERS”

Top Image : © Apple Inc.

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