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2025.06.13
知財ニュース
日清食品、理想のたまごを作る世界初のガジェット「しろたまメイカー」を開発―誰でも簡単に「しろたま」体験

日清食品は、「チキンラーメン」にのせたたまごの白身を、簡単かつきれいに白くする世界初のガジェット「しろたまメイカー」を開発した。誰でも、たまごが白くてきれいな理想の「しろたま」体験が可能になる。
使い方は非常にシンプル。チキンラーメンを「しろたまメイカー」の本体にセットし、たまごポケットに生卵を割り入れた後、お湯を注いでキャップをして3分待機。3分後、フタを開けた瞬間にきれいな「しろたま」が完成する。
同製品の実現は、日清食品が独自に開発した3つの技術によるもの。麺を水平に保つ機構や、白身にだけお湯をまんべんなく注ぐシャワー機能、そして湯気の熱を効果的に対流させて白身をムラなく仕上げるフタの構造。これらの技術が、完璧な「しろたま」作りをサポートする。
開発のきっかけは、社内で「しろたま職人」と評される一人のベテラン社員の熱い思いだった。彼は、SNSで「たまごがCMのように白くならなくてガッカリ」という声を見るたびに心を痛め、「しろたま」の感動を一人でも多くの人に届けたいと開発を決意。オフィスにあった「日清焼そばU.F.O.」の空容器から本格的な開発が始まり、1年以上の歳月と12パターンもの試作を経て、1mm単位でこだわった究極の形にたどり着いたという。
同社は6月1日からプレゼント企画を実施中。キャンペーンサイトからの応募で、「しろたまメイカー」が抽選で1,000名にプレゼントされる。また、製品の魅力が詰まったWeb動画もYouTubeで公開中。
Top Image : © 日清食品 株式会社