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2022.05.10
知財ニュース
ファミリーマートとLuupが資本業務提携を発表、店舗への設置を増加
株式会社ファミリーマートと電動マイクロモビリティのシェアリングサービスを提供している株式会社Luupは4月22日、資本業務提携契約を締結したことを発表した。本提携により、両社はファミリーマートの店舗へのLUUPのポート設置を加速させるほか、ファミリーマートの店舗を利用した安全性向上に向けた取り組みや、ファミリーマートとLUUPの相互送客等の全面的な協業を行い、ともに安全・安心を伴った形での街全体の利便性向上・活性化を目指すという。
主な取り組み
1. ファミリーマート店舗へのLUUPのポート設置
ファミリーマートとLuupは、2020年10月より連携を開始し、都内のファミリーマート数店舗ではLUUPのポートが既に設置されている。今後LUUPのポート設置対象となる店舗を拡大することにより、ファミリーマートの店舗利用者の利便性向上に貢献すると同時に、ポート網の拡大を通じてLUUPのサービス普及をともに目指す。現時点でのLUUP展開エリアである東京・大阪・京都・横浜への導入に留まらず、LUUPのエリア拡大に合わせて地方都市の店舗への設置も進める予定とのこと。また、LUUPのサービスの安全性向上についても店頭での啓発活動や告知を通して両社で取り組みを進めていくという。
▲店舗前のポート
2. 共同でのマーケティング施策による相互送客
ファミリーマートの店舗利用者によるLUUP利用、またLUUPユーザーのファミリーマート店舗利用をそれぞれ促進すべく、共同でのマーケティング施策を検討・実行する。具体的には、デジタルサイネージの活用を含むファミリーマート店内でのLUUPの広告展開や、LUUPユーザーへのファミリーマート商品のプロモーション施策実施などを検討。
3. 共同での新サービスの検討
ファミリーマート、Luupそれぞれが所有する顧客データ・移動データや、店舗網・ポート網を活用し、新たなサービスの展開を予定。それらを通じて、ファミリーマートの店舗・LUUPのサービス双方の成長や地域社会への貢献を目指す。
▲店舗サイネージ イメージ画像
Top Image : © 株式会社 Luup