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2023.02.09

知財ニュース

メタバースでの供養サービス「ネット霊園 風の霊」、冠婚葬祭大手のさがみ典礼が参入

メタバース 供養サービス ネット霊園 風の霊

アルファクラブ武蔵野株式会社は、テクニカルブレイン株式会社が開発した仮想空間メタバースでの霊園サービス「ネット霊園 風の霊」に関して、開発・運営に関するシステム一式の譲受契約を締結した。

「ネット霊園 風の霊」は、メタバース内に作られた霊園での「遺影埋葬サービス」。「いつでも、どこでも、誰とでも供養に参加できる」をコンセプトにしている。仮想現実の中に「地球の霊園」「月の霊園」「火星の霊園」を舞台とした仮想霊園を用意し、喪主や参列者はアバターとして供養に参加可能。霊廟には故人の遺骨ではなく、遺影や動画、音声などが納められ、未来の子孫へメッセージを遺せる。

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なお、本サービスの遺影埋葬では、参列者はアバターとして「地球駅」から列車に乗車、遺影を抱えるガイドと共に惑星霊園に旅立つ。また、墓参りも可能で、霊園内の集会場では故人の誕生会も実施。献花の上、スマホを通して参列者とテキストメッセージで会話ができる。

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近年、高くて買えない、遠くて行けない、後継ぎがいないなど、墓にまつわる問題がたびたびメディアで取り上げられている。そこでテクニカルブレインは、こういった悩みを解決する新たな供養のかたちとして、物理的な墓を持たない本サービスを開発した。メタバースの霊園ならば、高額な墓を購入する必要がなく、墓の維持管理費も節約でき、いつでも遠方からでも気軽に墓参りができるとのこと。

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アルファクラブ武蔵野は、2022年秋に葬祭の儀式でいち早くNFTデジタルギフトを採用している。同社は今後、デジタルを導入した新しいカタチのご葬儀を提供していけるように取り組んでいくとしている。

プレスリリースはこちら(1) (2)

「ネット霊園 風の霊」公式サイト

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Top Image : © アルファクラブ 武蔵野 株式会社

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