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2022.04.06

知財ニュース

リコー、「1分間に最も多くロボットが縄跳びを跳んだ回数 」でギネス世界記録に認定

リコー、「1分間に最も多くロボットが縄跳びを跳んだ回数 」で170回を記録、ギネス世界記録™に認定

株式会社リコーが、ペンギン大縄跳びマシンで「1分間に最も多くロボットが縄跳びを跳んだ回数」でギネス世界記録に認定された。

本記録に挑戦したのは、リコーグループにて有志で集った技術者。NHK BSプレミアムで1月29日に放送された技術開発エンタメ番組「魔改造の夜」に出演したリコーグループの技術者が、番組で制作した5体のペンギン型の人形を改造して縄跳びを行う「ペンギンちゃん大縄跳び」マシンを改良して臨んだ。

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制作したマシン「PENTA-X(ペンタ・エックス)」は、素早く、数多く縄を飛ぶ機能を実現するために、縄の挙動を徹底的に解析し、ばらつきを極限まで抑えた縄回しの条件とペンギン型の人形の要求仕様を導き出した。複合機内での紙検知に用いる反射型センサーを使用し、エレキ、メカ、ソフトの連携で高速な応答と安定した着地を可能にした。

番組収録時の結果では17回の記録と満足のいかない数字だったが、リコーグループの技術者は、結果をもとに、ギネス世界記録を目標に開発を続けたとのこと。結果「1分間に最も多くロボットが縄跳びを跳んだ回数」で目標の120回を大きく上回る170回を達成し、ギネス世界記録™に認定された。

本活動は、スタートアップ企業やリコーグループ社内外の起業家の成長を支援して事業共創を目指すアクセラレータープログラム「TRIBUS(トライバス)」の運営部門が、技術者の挑戦を後押しするために実施されたとのこと。

リコーは今後も、社員がイキイキと自律的に働き、新たな価値創造と事業創出に取り組むことで、創業100周年に向けて掲げる2036年ビジョン「“はたらく”に歓びを」を社員一人ひとりが実現していくことを目指す。

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Top Image : 株式会社 リコー

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