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2023.06.26
知財ニュース
ドローンで空飛ぶスクリーンを実現、ダイナミックな映像表現が可能─「LED VISION DRONE」を開発
テクノロジーを駆使し新たな表現を追求するクリエイティブ集団、 エムプラスプラス株式会社と株式会社ドックスは、ドローンによるダイナミックな映像表現を可能にした「LED VISION DRONE」を共同開発した。
「LED VISION DRONE」は、LEDが装着された布製のディスプレイをドローン機体の下部に吊り下げ、映像を出力することで空中に映し出すもの。
LEDの布ディスプレイのサイズは縦6.8m横2.6mで、フルカラーLED17,280個を搭載。今回製作した布ディスプレイ以上の大きさや、より細かいLEDピッチでの製作も可能だ。
また、形状をカスタマイズし、人型や商品のシルエットをかたどった空飛ぶディスプレイを製作することもできる。
エムプラスプラス株式会社は、2018年にもLEDを使用したスクリーン搭載型ドローン「FlyingVision」を発表。 ドローンの機体の外周にLEDを装着して映像を出力していたものの、機体以上の大きさのLEDは装着できなかった。今回の開発では「FlyingVision」を上回る性能が示され、ドローンを用いた映像表現への大きな期待が寄せられている。
また、株式会社ドックスは、オリジナルでもドローンを製作。フライト時間は約10分で最高速度65km/h、サイズはモーター対角2m、機体重量50kg、耐荷重約100kgの大型機体となっている。
エムプラスプラスでは”LED VISION”シリーズをはじめとしたオリジナルプロダクト開発のほか、様々なプロダクトを駆使したパフォーマンスショーケースも実施。 パフォーマンスショーケースの様子は、特設ページからチェックできる。
Top Image : © MPLUSPLUS