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2022.11.18
知財ニュース
3Dプリンタで制作されたカメラレンズによる「TETTOR写真展」、ミカン下北クリエイティブスタジオ・砂箱で開催
エンジニア・クリエイティブコーダーで、展示会などのコンテンツ制作やソフトウェア、ハードウェア制作などを手がける tettou771 氏が、3Dプリントで制作したカメラレンズを用いた写真展「光を融かす器械 -クラフトレンズTETTOR写真展-」が、下北沢駅前高架下施設「ミカン下北」内のクリエイティブスタジオ「砂箱」で11月19日(土)から11月23日(水)まで開催される。
出展作家にtettou氏をはじめ、多様なバックグラウンドを持った5名のクリエイターが、3Dプリンタで制作されたクラフトレンズ「TETTOR 60mm F1.4」を使って撮影した作品を展示する。
© 島猛
© 高田徹
TETTOR(テットール)とは、3Dプリンターで作られたカメラのレンズ。レンズという器械を自分で作って写真を撮ることで、市販のレンズが目指す正しい写り方や完成された美しさから一度離れて、光を媒介するメディアとしてのレンズやカメラを使った表現の可能性をより原始的な起点から捉え直す試みだという。
3Dプリンタで鏡筒や絞りまで制作されており、フォーカスや絞りを触ると画が大きく変わり、夢で見た光景のような写真が撮れるレンズだとのことだ。
今回は映像表現やメディアアートなど、写真表現とは少し違う背景を持つ5名のクリエイターが、TETTORの可能性を探索し撮影した写真や映像を展示する。また、11月20日(日)16時からは、展示作家達によるギャラリートークが開催。
■「光を融かす器械 - クラフトレンズTETTOR写真展」
会期:2022年11月19日(土) 〜 11月23日(水) 11:00 〜 18:00
(会期中無休・入場無料)参加作家:tettou771 / 島 猛 / Takuma / 橋本 麦 / ひつじ
会場:クリエイティブスタジオ「砂箱」
アクセス:東京都世田谷区北沢2-6-4 ミカン下北E街区2F
(下北沢駅小田急線東改札を出て右、世田谷区アクセス道路を歩いて3分)
https://www.sunabako.jp/
▶︎レンズ開発背景と使用感 : https://image.club/tettor/
■展示作家によるギャラリートーク
2022年11月20日(日)16:00 〜(要予約)
お申し込みは下記フォームから入力していただき、メールの返信をもって申し込み完了とさせていただきます。
独特の描写が特徴のクラフトレンズ。鏡筒や絞りまで3Dプリンタで制作されたというカメラレンズと、それを用いた独特な風合いの写真表現や映像表現のメディアアートの試みに、足を運んでみてはいかがだろうか。
© Takuma
■参加クリエイター
tettou771(@tettou771)
東京のプログラマーです。 OpenFrameworks, Processing, Unityなど。
ポートフォリオhttp://tettou771.com
島猛|TAKERU SHIMA (@takeru_shima)映像作家 Videographer / Graphic Designer / Animator
フリーランスとして映像活動を開始後、MTV Japan のクリエイティブに携わる。TVCM・MV・アニメ・ゲーム等ジャンルを問わず活動は多岐に渡る。グラフィックスやアニメーション・モーション全般を得意としている。
[代表作品]:『クレヨンしんちゃん』OPグラフィックス・モーション/『ゾンビランドサガリベンジ』OPグラフィックス・モーション/『オッドタクシー』3D背景美術 等
https://eizo100.jp/archives/member/takerushima/
Takuma (@takuma3_)趣味人 SIGMA fp、クラシックギター、登山、p5js、DIY、彫刻、ヨガ、3D Printer。趣味でカメラアクセサリをデザイン・販売しています。
https://linktr.ee/takuma3_
橋本麦 (@_baku89)video director / visual artist / developer
映像作家、ビジュアルアーティスト。3DCGからコマ撮りアニメーション、Web、インタラクティブ作品など幅広く手掛け、さまざまな表現手法の実験の積み重ねにより、多様な映像・グラフィックのスタイルを模索している。最近はツール開発にも集中。
https://baku89.com/
ひつじ (@loveandsheep145)電子部品でいけばなしたり、電子部品で掛け軸作ったりしています。あと自作キーボードとか好き
Top Image : © 砂箱