筑波大学落合研究室の研究チームが、テキストから御朱印を自動生成する学習ベースのシステム「Goshuin 2.0」を開発した。

研究チームは、全国1000ヶ所以上の寺社に参拝し、4000枚を超える御朱印を収集することで、世界最大の御朱印データセットを構築することに成功。さらに、このデータセットに収録されている御朱印それぞれの書体を、ユーザが入力した文字に深層学習を用いて適用することで、自由度の高い御朱印を自動生成することができるシステムを構築した。

研究チームは生成結果を定量的にも定性的にも極めて優れているとしており、構築した御朱印の自動生成システムを全国の寺社に見てもらったところ、「肯定的な評価をいただけた」という。

本研究によって、日本古来の御朱印の文化が世界中で注目され、御朱印に関する技術的な研究が促進されることが期待されている。

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Top Image : © University of Tsukuba, Digital Nature Group