手書きDX事業を展開するエスパリアール合同会社は2022年9月15日、写真からその人の筆跡を学習し、ペンで代筆するAI手書き「手書きくん」を法人向けサービスとしてリリースした。

「手書きくん」は、写真で撮った手書き文字をAIに学習させ、その人の筆跡でロボットにペンで代筆させるサービス。スマホなどで撮影した画像から筆跡、筆圧、文字の大きさを学習し、人間と同水準の手紙を作成できる。

AIはペン字の師範の文字も学習済みのため、手書きに自信のない人はペン字師範の文字で代筆が可能。手書き文書にかかる作成時間の負担を40分の1に削減でき、時短になるとのこと。

本サービスは、代筆だけでなく手紙の送付も実施。料金は、1枚あたり500〜600円で、この料金には、和紙封筒や和紙便箋、切手代、手書き費用だけでなく、封入や出荷作業料が全て含まれている。なお、便箋のみの代筆は通数により200〜300円、B5便箋は1枚300円からAI代筆を受け付けている。作成枚数により、さらに料金が安くなるという。

印刷されたものとは異なり、高い反応率を得られる手書きの手紙。本サービスの研究・開発の背景には、手紙でビジネスの熱い想いを伝えたいという気持ちがあるとのこと。人間関係まで効率化・合理化しうるビジネスの世界でも、手紙で伝えられる想いとして始められたこのサービス。挨拶状や招待状などを数多く送りたい時にぜひ利用してみてはいかがだろうか。

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エスパリアール合同会社 公式サイト

「手書きくん」 公式サイト

Top Image : ©︎ エスパリアール 合同会社