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2022.08.25
知財ニュース
人の感情で育つデジタル“観情植物”「Log Flower」のプロトタイプが初公開─ミカン下北「砂箱」で展示開始
越境型コレクティブKonelと、東急エージェンシーの「半歩未来のアイデアを開発するプロジェクト『GG(仮) 』」が、部屋の雰囲気(感情)を栄養にして育つデジタル上の新しい植物「Log Flower(ログフラワー)」を開発した。
「ミカン下北」に位置するクリエイティブスタジオ「砂箱」にて、プロトタイプを初公開する展示会を8月26日より開始する。来場者のさまざまな感情を吸収して、オリジナルの形状と色に成長するデジタルフラワー「Log Flower」の変化が体験できるとのこと。
また、展示会初日の26日(金)18:30〜には、開発に関わる3名によるトークセッションが、展示会場となる「砂箱」での会場観覧およびYouTubeライブでの生配信で行われる。
トークセッションに登壇するのは、「Log Flower」に使用されている音声感情解析AIであるEmpathを開発する株式会社EmpathからCo-CEO 山崎はずむ氏、東急エージェンシー / GG(仮)/ n1の井倉大輔氏、Konel / 知財図鑑 代表・プロジェクトデザイナーの出村光世氏。Log Flowerの解説から開発秘話、今後の展望などが語られる。
「Log Flower」とは、部屋の雰囲気(感情)を栄養にして育つデジタル上の新しい植物。音声感情解析AIであるEmpathを使⽤し、置かれた空間の人々の4つの感情(喜・怒・哀・平常)を取得し、苗から花へと、吸収する感情によって花の形や色などの生育が変わりながら成長する。
クリエイティブスタジオ「砂箱」での8月26日から9月2日までの展示期間中、来場者のさまざまな発話量や、吸収する感情によって成長の仕方や色が変化し、場の空気を可視化し、色相や生育の形が変わりながら成長するデジタルフラワーの変化が体験できるとのことだ。
片方には「あなたが手に入れたいもの / WANT」を、もう片方には「世界からなくなってほしいもの / DON’T」を語りかけてください。
二つのLog Flowerは、あなたの声から抽出する感情を養分として、それぞれ異なる個性に育ちます。
展示期間中に種から花へと成長する過程を観察してみてください。
未来のパーツ展 vol.1 感情と花
会期: 2022年8月26日(金)~9月2日(金)11:00-19:00
※8月29日(月)は休館、9月2日(金)は17:00閉館となります。
会場:「砂箱」( https://sunabako.jp)
東京都世田谷区北沢2-6-4 ミカン下北E街区2F
下北沢駅小田急線東改札を出て右、世田谷区アクセス道路を歩いて3分
入場料:無料
Top Image : © 株式会社 コネル