News
2022.08.26
知財ニュース
窪田製薬ホールディングス、光の刺激で近視を抑制するARメガネ「Kubota Glass」を開発、日本で販売開始
窪田製薬ホールディングスは2022年8月1日、近視を抑制するという眼鏡型デバイス「Kubota Glass(クボタメガネ)」を国内で発売すると発表した。メーカー希望小売価格は70万円(税抜)。
近視の多くは角膜から網膜までの長さ(眼軸)が伸び、眼球の中で焦点が網膜より手前に位置づけられるために、遠くが見えにくくなる「軸性近視」だ。
Kubota Glassは、着用した人の網膜周辺に、光とともにぼかした像を投影する。そうすることで、近視で伸びてしまった眼軸長(角膜から網膜までの長さ)が短縮されることにより、近視の根本原因に働きかける仕組みとなっている。使用方法としては、1日1〜2時間、夕飯時やリラックスタイムにかけるだけとのことだ。
2021年には台湾で、22年には米国で医療機器として登録されたが、日本では医療機器登録されていない。現在は一部の眼鏡店などで販売するオーダーメイド商品となっている。
今後、取り扱い病院や店舗を増やしていくとともに、個人での直接購入が可能な仕組みを整えていく予定だ。
【現在購入可能な店舗】
新見眼科(兵庫県明石市)
メガネ工房ノイエ 二見店(兵庫県明石市)
こどもメガネ専門店 ノイエ・キッズ 神戸元町店(兵庫県神戸市)
横浜本店東京コンタクト・スカイビルメガネ(横浜市)
など。(詳細はこちら)
発売を記念して、製品に納得できなかった場合、キャンセル・返金を受け付ける全額返金保証キャンペーンを実施する(先着20台限定)。申し込みは2022年9月15日までで、商品は9月中旬以降に順次発送するという。
Top Image : ©︎ 窪田製薬ホールディングス 株式会社
この記事のタグ