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2024.03.18
知財ニュース
世界初、カタール航空がAIバーチャルCA「Sama」導入─質問にAIでリアルタイム回答
カタール航空が、世界初の会話型AI搭載バーチャルCA「Sama(サーマ)」を発表した。
「Sama」は、アラビア語で「空」を意味する。カタール航空のFAQ、目的地、サポートのヒントなどの質問にリアルタイムで回答するとのこと。カタール航空の没入型デジタルプラットフォーム「QVerse」や同社の公式アプリを通じてアクセス可能だ。
「Sama」は、カタール航空とAIデジタルヒューマンテクノロジー企業「UneeQ」と提携して開発した。このコラボレーションは、「UneeQ」の革新的なプラットフォームを利用してデジタル旅行体験を強化し、航空業界に新しい基準を設定するのだという。
カタール航空は、2023年World Airline Awardsで、10回目となる「World’s Best Business Class」を受賞するなど複数の賞を受賞した航空会社だ。また、乗客の体験を向上させるための最新テクノロジーの導入と導入における顕著な成功により、その革新的な取り組みが継続的に賞賛されている。最新の「World Travel Tech Awards」では世界最優秀航空会社ウェブサイトとして表彰されたとのことだ。
同社は、今後も時間をかけて学習と開発を続け、乗客との対話を通じて応答を改善していくとしている。
Top Image : © カタール 航空