米アップルは、ワイヤレスイヤホン「AirPods」に、対面での会話をリアルタイムで別の言語に翻訳できる新機能を追加する計画があると、Bloombergが報じている。

この翻訳機能は、年内に予定されている「AirPods」のソフトウェアアップデートで提供され、次期iPhone用OSである「iOS 19」と連携する予定とのこと。

機能の仕組みとしては、例えば、英語を話すユーザーがスペイン語話者と会話する場合、スペイン語の発言はリアルタイムで英語に翻訳され、AirPodsを通じてユーザーに届けられる。同時に、英語話者の発言もスペイン語に翻訳され、相手側のiPhoneから音声として再生される双方向型の翻訳機能となる見込みだ。

また、このようなリアルタイム翻訳機能はGoogleの「Pixel Buds」シリーズなど競合製品が既に搭載しており、Googleは2017年に初代Pixel Budsで導入、2022年にはPixel Buds Proでさらに機能を拡充している。

アップルのAirPodsにも同様の機能が導入されることで、ユーザーのコミュニケーション体験がさらに豊かになると期待される。

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