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2025.01.28
知財ニュース
大阪・関西万博、開幕に先行して「バーチャル大阪ヘルスケアパビリオン」を開館―世界中から24時間アクセス

公益社団法人2025年日本国際博覧会大阪パビリオンは、2025年1月15日(水)、大阪・関西万博の開幕に先行して「バーチャル大阪ヘルスケアパビリオン」を開館したと発表した。
「バーチャル大阪ヘルスケアパビリオン」は2025年大阪・関西万博に大阪府市などが出展する「大阪ヘルスケアパビリオン」の公式バーチャルパビリオンだ。
スマートフォン向けメタバース「REALITY」をプラットフォームとしており、バーチャル上の大阪ヘルスケアパビリオンの会場を訪れることができる。時間や場所を問わず、世界中の人々がこのパビリオンのコンセプトをバーチャル空間で体験できる取り組みだ。
パビリオンの展示ゾーンでは、出展企業のミライの製品や、過去から未来に引き継がれる技術等を展示。大阪ヘルスケアパビリオンの協賛企業及び大阪府内の中小企業・スタートアップ等の技術力や魅力を世界に発信することで、ビジネスチャンスの拡大や人材確保に資する取組みを推進することにより産業振興を図るとしている。
併せて、大阪の魅力を国内外に発信するため、EXPOアリーナ等で開催予定の「大阪ウィーク」に関する情報も発信するとのこと。
その他、人気VTuberによる音楽ライブや、リアルと連携したイベントの配信等を行うメインステージや、来館者が協力してクリアを目指すアトラクションコンテンツ、来館者同士が配信を通じて交流できる交流スペースといった様々なコンテンツをバーチャル空間上に展開する。
バーチャル大阪ヘルスケアパビリオンを開館することで、開幕前の期待感を高め、リアル会場に来場してもらえるよう促進するほか、世界中から24時間アクセスできる利点を活かし、オール大阪の知恵とアイデアを結集し、「いのち」や「健康」の観点から未来社会の新たな価値を創造するとともに、大阪の活力、魅力を世界の人々に伝えていくとしている。
Top Image : © 公益社団法人 2025年日本国際博覧会大阪パビリオン