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2022.06.24

知財ニュース

凸版印刷とEVERING、キャッシュレス決済とドアの解錠ができるスマートリング事業で協業

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凸版印刷と株式会社EVERINGは、2022年3月に資本業務提携契約を締結したことを発表した。これにより、凸版印刷は5月31日からリング型決済・ID認証デバイス「EVERING」を、入退室管理や勤怠管理など自社のセキュアサービスと組み合わせて販売開始するという。

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近年、キャッシュレス決済の普及に伴う決済方法の多様化や、入退室管理や製造オペレーション、エンターテインメントなど多くのシーンでの非接触操作の導入に伴い、手首や腕、頭などに装着するウェアラブルデバイスが注目を集めている。

株式会社EVERINGは、VISAのタッチ決済ができるスマートリング「EVERING」を2021年に日本で初めて販売しており、今回、タッチレス決済だけではなくID認証によるドアの施錠・解錠などへ機能を拡張することで、あらゆる生活導線を一つに繋げ、より利便性の高い社会の実現を目指している。

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一方、凸版印刷は、ICカード事業における豊富な経験を通じて、暗号、認証および不正アクセス防止など、業界最高水準のICカードセキュリティ技術を培ってきた。

本提携により、「EVERING」のリング型デバイスとしての携帯性に、個人情報を安全に扱うセキュアな運用体制と電子鍵をデジタルデータとして取り扱う暗号化技術が加わり、「EVERING」は、ファッション性、利便性と安全性を高いレベルで融合する次世代デバイスとして、ウェアラブルコンピューティングの可能性を拡げていくという。

両社は今後、不動産、セキュリティ、自動車、教育、エンターテインメントなどの各業界向けに、「EVERING」を活用した新しいサービスを開発、提供していく。さらに、バイタルデータを取得できるリング型デバイス(開発中)を活用し、ヘルスケア分野においても新サービスの開発を目指していくという。

「EVERING」商品概要
製品名: EVERING(エブリング)
販売価格: 18,000円(税込19,800円)
カラー:ブラック、ホワイト
サイズ: 18種類
商品機能: キャッシュレス決済、チャージ機能、ドアのカギ解錠機能
有効期限: 4年間
ウェブサイト: https://evering.jp/

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Top Image : © 凸版印刷 株式会社

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