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2023.04.20

知財ニュース

Googleマップに新機能「イマーシブビュー」が追加─上空から3D都市を鳥瞰、ストリートビューと連携

google immersive view map

Googleは、同社のサービスであるGoogleマップに、新機能「イマーシブビュー(Immersive View)」を追加した。

「イマーシブビュー」は、Googleマップ上の3Dで作られた都市を鳥のように上空から眺められる機能。都市の画像は2D画像と3Dのレンダリング技術を合わせてAIで作り上げられ、利用者は上空から地上に降下して建物に入るなど、通常のストリートビューと連携して使用できる。

FireShot Capture 345 - 没入型ビュー、ライブビューの更新、電気自動車の充電ツール、一目でわかるルート案内など、Google マップの新機能。 - blog.google

また、画面上に表示された「時間と天気」タブをクリックし、表示された時間軸をスライドさせると、その地域の時間ごとの天気を再生できる。最も混雑する傾向がある場所も把握可能なため、事前にチェックしてスケジュールの立案にも役立てられる。

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同社では、2月にロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、東京で「イマーシブビュー」の運用を開始している。2022年にGoogle I/Oで行われた最初の発表では、世界中の主要都市を詳細なグラフィックで作り出すとのことだったが、現時点、公開は一部の都市に限られ、利用できるユーザーも限られている。 

Googleによると、今後数ヶ月以内に追加される都市は、アムステルダム、ダブリン、フィレンツェ、ヴェネツィアとのこと。続報に期待したい。

「イマーシブビュー」紹介コラム

Top Image : Screenshot: 知財図鑑

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