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2022.11.25

知財ニュース

KDDI、AIロボットとの対話でスポーツを習慣化する実証を開始─スポーツ庁「Sport in Life 推進プロジェクト」に採択

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KDDI株式会社は、2022年10月31日より音声対話AIロボットを活用しスポーツの習慣化を図る実証実験を開始した。

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本実証は、就労環境という日常生活にスポーツを取り入れる約1カ月半の習慣化プログラムで、スポーツ庁「Sport in Life 推進プロジェクト (スポーツ人口拡大に向けた取組モデル創出事業)」の委託事業にも採択されている。オフィスワーカーには、AIロボットを活用し、出社ついでのウォーキングやスポーツの機会を提供し、テレワーカーには休憩時間や就業時間後に気軽に出来るオンラインフィットネスを提供する。KDDIは、音声対話AI技術により運動実施の習慣化をサポートし、スポーツを軸に健康で活力ある社会の実現を目指す。

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本実証では、実際のパーソナルコーチの指導方法を学習したAIコーチングロボットを、参加企業のオフィスに設置する。このロボットが従業員との対話を通じてウォーキングやオンラインフィットネスなどの各種運動プログラムへの参加を促し、運動の習慣化を支援する。また、AIロボットにはストレッチアプリが搭載されており、ロボットに搭載のカメラで社員のストレッチを解析し、正しい姿勢でストレッチができているか評価する。多様な表情や動き、声掛けによりオフィスでの運動を応援する。

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なお、実証実験は、株式会社エイチ・アイ・エスと株式会社ジェイエスピーを対象に、2022年10月31日~2023年3月10日の間実施する予定だ。また、ロボットのメンテナンスはNUWAロボティクスJapan株式会社が、健康増進スポーツイベントの開催は公益財団法人横浜市スポーツ協会が行い、スポーツに取り組むきっかけづくりから継続へ繋げていく。

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KDDI株式会社では、2030年を見据えた技術戦略「ライフトランスフォーメーション テクノロジー (LXテクノロジー)」をミッションに掲げ、モビリティや宇宙、メタバースなど、多様化が進む消費行動に革新を起こす技術開発を推進している。中でも、音声対話AI技術は、DXが進む社会でタッチデバイスに代わる新たな操作インターフェースとしてフィジカルとバーチャルをつなぐ顧客接点になることが想定されている。同社の取り組みが、オフィスワーカーの健康増進のきっかけとなることに期待したい。

ニュースリリースはこちら

「スポーツ基本計画」(文部科学省)

令和3年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」について(スポーツ庁)

Top Image : © KDDI 株式会社

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