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2022.02.03

知財ニュース

PCや液体物を取り出さずに手荷物検査を実現─JALが羽田国内線に「JAL SMART SECURITY」導入

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日本航空(JAL)は1月11日、羽田空港国内線の各保安検査場に、新型の保安検査装置「X線CT検査装置」を4月から導入することを発表した。手荷物の三次元画像を用いたX線検査が行えるため、パソコンや液体物をカバンから取り出すことなく手荷物検査が可能となる。

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X線CT検査装置では、1レーンにつき3ヵ所の個別準備台が設けられており、準備ができた乗客から先に保安検査に進める方式を採用。検査を通過した手荷物と追加検査が必要な手荷物のレーンが分かれていることから、検査通過済みの手荷物をよりスムーズに受け取れる仕組みになっている。

さらに、レーンに紫外線殺菌装置を内蔵することで、最大99.9%殺菌された保安検査用トレイを乗客に提供できるという。

設置場所は羽田空港国内線B/C/E/F保安検査場で、1月下旬から設置工事を開始。4月以降、羽田空港国内線の各保安検査場に順次導入し、8月頃までの導入完了を目指す。

ニュース原文はこちら

Top Image : © Getty Images

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