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2024.04.05
知財ニュース
世界初の「ドラゴンボール」テーマパーク、サウジアラビアで建設へ─70m超のシェンロンジェットコースターが目玉
サウジアラビアの公共投資基金(PIF)の子会社であるキディヤ・インベストメント・カンパニー(QIC / Qiddiya Investment Company)と東映アニメーションは3月22日、世界初となる「ドラゴンボール」のテーマパーク建設計画を発表した。この計画は、QICと東映アニメーションの間で締結された長期的な戦略的パートナーシップに基づくものである。
テーマパークは、QICがサウジアラビアの首都リヤド近郊に建設中の大型レジャー都市プロジェクト「キディヤ・シティ(Qiddiya City)」内に位置し、50万平方キロメートルを超える敷地に7つのエリアから成り立つ。パーク内では、「カメハウス」「カプセルコーポレーション」「ビルスの星」など、ドラゴンボールに登場する著名な場所が再現される予定だ。ドラゴンボールの公式サイトによると、訪問者はドラゴンボールのアニメーションに登場するキャラクターになったかのような体験を楽しめるという。
テーマパークでは、5つの乗り物を含む合計30種類以上のアトラクションが設置される。特に目玉となるのが、敷地中央に建設される全高約70メートルの「神龍(シェンロン)」内を通る大型ジェットコースターだ。
また、東映アニメーションによると、パーク内にはホテルやレストランも完備され、訪問者は一日中ドラゴンボールの世界に浸ることができる。
QICは、東京ビッグサイトで開催された「Anime Japan 2024」に出展しており、ドラゴンボールテーマパークの建設計画を発表した。この発表は今後発表される多くの有望なプロジェクトの始まりに過ぎないとし、更なる新プロジェクトの展開を予定しているとのこと。
Top image © 東映アニメーション 株式会社