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2024.06.04

知財ニュース

ミツボシプロダクトプラニング、「精子凍結みらいバンク™」サービス開始―事前検査から精子凍結保管まで宅配型を実現

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ミツボシプロダクトプラニング株式会社は、男性が将来のために自分自身の精子を保存する『精子凍結みらいバンク™』のサービス提供を開始した。

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『精子凍結みらいバンク™』は、「不妊治療を⽬的としたドナー精⼦バンク」とは異なり、利用者が⾃分⾃⾝の将来のために利活⽤できる新しい仕組み。機能性の高い精⼦を専⽤施設に預け、⾼度な品質管理体制のもとで⻑期間に渡り受精能力をを保つことが可能になるという。

同サービスは、プレコンセプションケア(※)や宅配型の事前検査から精子凍結保管、凍結精子を利用する医療機関への輸送までワンストップで行える。

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また、自宅で採取した検体を専用の輸送ボックスに入れ、宅配業者を通じてセルバンクセンターに預け入れることで時間的・精神的な負担を軽減できるほか、比較的リーズナブルな初期費用とサブスクリプション型の保管料で設定されているため、長期間に渡って経済的に利用でき、Z世代が利用しやすい学割プランも設けられている。

また、医科大学病院及び登録衛生検査所と連携して、精子凍結を実施する以前にプレコンセプションケアの一環として宅配型の事前検査を実施し、利用者の精子が凍結保管に適合しているかどうかの確認を行う。

検体の宅配輸送は同社が保有する複数の特許技術を⽤いた専⽤輸送容器『DNA CAPCELL ®』を使⽤。東京都下多摩地区に首都圏センターを設け、7月下旬から首都圏を対象にサービス提供を開始し、全国展開に向けて順次対応エリアを拡大していく。

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同社は、「少⼦化対策に有効な取り組みとして、⾏政、生殖補助医療実施医療機関や地域の医療機関との連携を推進する共に、メディカル・ヘルス分野の有⼒プレーヤーである製薬会社や⽣命保険会社などとコンソーシアムを組み、プレコンセプションケアを推進する有益な活動を展開していく」と展望を述べている。

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Top Image : ©ミツボシプロダクトプラニング 株式会社

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