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2021.11.15

知財ニュース

日本初、ブランド豚農場発の化粧品が発売─山西牧場からプラセンタ高配合スキンケアライン

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養豚・精肉加工品販売を手がける株式会社山西牧場(茨城県坂東市)は、自社農場生産の胎盤のみを原材料としたプラセンタ原液からつくるスキンケアラインを、自社のクラフトポークブランド「3 é mon」にて開始し、2021年10月25日より自社のECサイトで発売開始した。

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「3 é mon」は、豚のすべてに価値を生み、可能性を見いだしていくクラフトマンシップを大切にした豚の加工品ブランドだ。3 é monでは食品だけではなく、さまざまな分野のものづくりに挑戦している。

生産の中で産出される「胎盤」は、様々な可能性を持つ素材でありながらも、これまで廃棄されてきた。同社は、豚の可能性を広げ、全てを活用できるものづくりを目指すために、ただ胎盤を活用するのではなく、必要とされる高い品質の製品を目指し、消費を通じてサスティナブルな社会づくりに貢献したいと考え、今回プラセンタ基礎化粧品のプロデュースに取り組んだ。

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「生産農場プロデュースならではの品質」として次の5点をあげている。

①「シングルオリジン」の基礎化粧品
原材料は、指定配合の穀物飼料を食べて、大切に育てられた自社農場生産の母豚の胎盤のみ。
②自社生産だからできる原料処理
産出された胎盤は、その日のうちに血液部分の切除・洗浄の上、凍結保存。
③配合率にもこだわり
プラセンタエキスは、ローション3%、エッセンス30%と高配合を実現。
④できる限りシンプルに
できるだけ多くの人々に使ってもらえるよう、パッケージデザインも中身も可能な限りシンプルにした。すべての商品が無香料、アルコールフリー、防腐剤/パラベンフリー。
⑤エシカル消費を促すアップサイクル
エシカル消費を通じて、SDGsの12番目の目標である「つくる責任、つかう責任(持続可能な消費と生産のパターンを確保する)」の達成に貢献するため、サスティナブルなだけでなくアップサイクルな商品づくり。

なお、山西牧場は「コストや生産性よりも、自分が美味しいと思うお肉にこだわりたい」という想いのもと、母豚600頭・総頭数約7000頭を飼育、年間で約12,000頭を出荷し、食肉の品評会である東京食肉市場豚枝肉共励会では2017年には会長賞、2018年には優良賞を受賞している。

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「3 é mon」 公式オンラインストア 化粧品ページ

Top Image : © 株式会社 山西牧場

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