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2023.11.02
知財ニュース
KDDIのメタバース「αU metaverse」にJOYSOUND搭載のバーチャルカラオケ「カラオケボックスαU」が追加
株式会社カヤックとカヤックアキバスタジオは、KDDI株式会社のメタバース「αU metaverse」内渋谷エリアでアバター同士がカラオケを楽しめるバーチャルカラオケボックス「カラオケボックスαU」の企画・開発を担当し、10月24日から開始したことを発表した。
「カラオケボックスαU」は、2023年10月24日~2024年1月23日の期間限定でオープン。株式会社エクシングが展開するJOYSOUNDでの人気楽曲100曲を楽しめる。歌唱時はキーの調整や音程のチェックが可能なほか、採点機能搭載により参加者同士でスコアを競い合うことが可能。
KDDIの「αU metaverse」は、2023年3月にサービス提供を開始。バーチャル空間に再現された渋谷や大阪を舞台に、利用者同士の音声でのコミュニケーションに加え、アーティストによる音楽ライブやVTuberや芸人、インフルエンサーとのミート&グリートを開催してきた。
有名人とファンとのミート&グリートでは、メタバースならではのアバターを介した近距離で会話する貴重な体験ができ、ファンとの新しいコミュニケーション方法として注目が集まっている。カヤックはメタバース開発パートナーとして、「αU metaverse」の企画・開発を推進している。
今回開発された機能は、オンラインの友人同士はもちろん、メタバース内で出会ったユーザー同士の交流を促進させるもの。また、ランキング機能により自分の歌を共有していく仕組みを活用して「カラオケボックスαU」がクリエイターの新たな創造の場となり、クリエイターがその対価を得られるクリエイターエコノミーの世界を目指していくという。
カヤックは、「長年培ってきたメタバース関連の知識と技術を活かして、今後もメタバース上での“遊び”を充実させ、メタバースでの新たなユーザー体験を提供していきたい」とし、今後について期待を示している。
Top Image : © 株式会社 カヤック