中国湖北省武漢市で2023年5月11日、中国初となる懸垂式モノレール「光谷モノレール（光谷光子号）」の試乗イベントが開かれた。 

懸垂式モノレールは、レールの上を吊り下げられて走るモノレール。独立した軌道で、コストが低く、工期が短く、空中を走るため、交通渋滞を避けられるほか、環境にも優しい脱炭素化時代の都市交通として注目を集めている。

今回運行が開始する「光谷光子号」の最高運行速度は時速60キロ。最大220人余りを収容できると同時に、乗客ニーズに合わせて2両から6両まで車両を自由に編成できるという。

また、全自動無人運転技術を備えており、車両の起動、発車から停車、ドアの開閉、入・出庫まで全てが自動制御を実現しており、乗務員は緊急時にのみ対応するようになっている。

「光谷光子号」は、年内には本格的な営業運行を開始する予定。中国国内初の空中モノレールとなる同車両。中国を訪れた際は、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

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