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2026.01.16

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シェールガス資源量が世界最大の中国、シェールガスの開発を推進

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中国は現在、世界最大のシェールガス資源量を持ち、シェールガスの開発を推進している。

2000年代に「シェール革命」によって、米国が世界最大の天然ガス生産国となった米国。「シェール革命」では、米国で「シェール(Shale)」と呼ばれる種類の岩石の層に含まれている石油や天然ガスを掘削できる新しい技術が開発され、経済的に見合ったコストで掘削できるようになった。これにより、米国ではシェール層から採れる天然ガスであるシェールガスの生産が本格化した。

中国はこのシェールガスの開発を進めており、現時点でシェールガス埋蔵量は世界最大なのだという。2015年の米エネルギー情報局のレポートによれば、シェールガス埋蔵量の推定数は約32兆立方メートルとされている。米国は約18兆立方メートルで、米国と比較しても上回る数値だ。また、このシェールガスの採掘技術を備え、探査・採掘を行ったのは中国石油大手企業のペトロチャイナとシノペックのみだという。

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また、このシェールガス生産量の半分以上が中国で生産において最もバランスの取れた条件を備えている四川盆地によるものだ。しかし、四川盆地の他の部分に関しては構造的、地形的に複雑な部分もあり、シェールガス開発が厳しいという問題もあるとしている。

中国がシェールガスを推進する理由には、中国が天然ガスの主要輸入国であり、世界最大の液化天然ガス(LNG)輸入国であることが挙げられており、中国国内の天然ガス消費量は、2040年に7000億立方メートルでピークを迎えるとも予想されている。このため、中国政府は輸入依存度を低減し、エネルギー安全保障を強化するため、シェールガスの開発を推進しているとのことだ。

米エネルギー情報局(EIA)の世界のシェール資源評価レポートはこちら

中国のシェールガスについてはこちら(1)(2)

「シェール革命」についてはこちら

「China’s natural gas consumption to peak in 2040: CNOOC」

中国がシェールガス開発を推進 推定資源量は世界最大

Top Image : © U.S. Energy Information Administration

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