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2025.06.10

知財ニュース

大阪関西万博「大屋根リング」のリユース希望者を募集開始、万博サーキュラーマーケット ミャク市にて―6月25日まで

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公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、大阪・関西万博のシンボルである巨大な木造建築「大屋根リング」のリユース希望者を募集中。施設や備品などを再利用するマッチングさせるサービス「万博サーキュラーマーケット ミャク市!」を通じて、6月4日から公募が開始された。

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同取り組みは、一度使ったものを廃棄せず、貴重な資源として次の使い手へと繋ぐことで、産業廃棄物の削減と「サーキュラーエコノミー」の実現を目指すもの。万博の理念であるサステナビリティを、閉会後も社会に広げていくための重要なプロジェクトと言える。

公募期間は6月4日から6月25日まで。有償または無償での譲り受けを希望する法人や団体などを募集する。応募を検討する際は、万博協会の公式ウェブサイトから公募要領や応募書類をダウンロードし、必要事項を記入の上、指定されたメールアドレスへ電子データで提出。郵送や持参での応募は受け付けていないため注意が必要だ。

応募締切後、審査を経て8月中旬(予定)に譲渡先が決定され、実際の木材の引き渡しは万博が閉幕した後の2026年2月頃から順次行われる予定。万博のレガシーが日本各地で新たな命を吹き込まれ、どのように活用されていくのか、大きな期待が寄せられている。

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ミャク市!「大屋根リング」のページ

Top Image : © 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会

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