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2022.04.25

知財ニュース

拡張現実を映し出すスマートコンタクトレンズ「Mojo Lens」が新機種を発表―新たなAR機能搭載

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現実の視界を妨げることなく拡張現実(AR)情報を重ね合わせることができるスマートコンタクトレンズ「Mojo Lens」を開発するMojo Vision Inc.(以下、Mojo)が、新しいプロトタイプを発表した。

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今回発表された新しいMojo Lensの中核をなすこの小さな心臓部は、1インチあたり14,000ピクセルのMicroLEDディスプレイとなる。Mojoが設計したマイクロオプティックとカスタムシリコンバックプレーンチップとの組み合わせにより、テキスト・グラフィック・高解像度ビデオを着用者の網膜上に投影でき、屋内屋外問わず、さらに目を閉じた状態でさえ視認することが可能となる。

さらに、Mojoは5GHz無線機とARM Core M0プロセッサを組み込んだMojo Lens用のASICをカスタム設計し、レンズからセンサーデータを送信して、MicroLEDディスプレイにARコンテンツを配信する。無線は、Bluetooth LEよりも効率的で高速なMojo独自の通信プロトコルを使用することで、ARアプリケーションに必要な超低遅延での通信を可能にするという。

このMojo Lensの最新プロトタイプを作るためには、ARコンテンツを投影するためのディスプレイや光学システムから、データを効率的にストリーミングするための低遅延通信プロトコルなど、新しい技術を発明・開発する必要があった。

レンズの新機能の開発は膨大な量の作業であり、それらを新しい製造・品質管理プロセスで機能的なシステムにまとめ上げるのも、すべて極小型のフォームファクターで行う必要がある。このレベルの統合は、分野横断的な製品開発において大きな成果としている。

本開発が進むことで、近い将来「見る」という行為のあり方を根本的に変えてしまうような新技術としての実用化が期待されている。

▲従来のMojo Lensの動画

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Top Image : © Mojo Vision Inc.

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