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2022.05.16

知財ニュース

「うつ病治療VR製品」の事業化へ、VRデジタル治療のBiPSEE社とMeiji Seikaファルマが業務提携

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株式会社BiPSEEとMeiji Seikaファルマ株式会社は、BiPSEEが開発する「うつ病治療VR製品」の事業化へ向け業務提携契約を締結した。

「うつ病治療VR製品」は、VR空間による視覚シミュレーションを応用し、抗うつ気分を持続させる自分の感情・考え方と距離を置く、新たな治療法の確立を目指した製品だ。人はときに「なぜあのタイミングで、なぜ私に起きたのだろう」といったネガティブな思考を繰り返す「反すう思考」にとらわれることがあり、抑うつや不安の原因になっている。

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同VR製品は、現実にはない空間を広げ、視点転換などで自分を客観視することにより、「反すう思考」の背景にある感情・思考方法から距離を置くことをサポートする第三世代認知行動療法などを基盤に、VRを活用している。

研究機関との連携により臨床研究を実施しながら医療機器承認を目指す中、業務提携契約を締結し、研究開発戦略の立案と推進をサポートするのが、Meiji Seikaファルマとなる。

ファルマは1989年の抗不安薬発売以降、新規抗うつ薬(SSRI)を日本で初めて発売するなど、医療用医薬品提供を通じて不安・うつ領域における30年以上の経験を積み上げてきた。今回の業務提携契約を通じて次世代の精神科医療に貢献する。

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Top Image:©︎株式会社 BiPSEE Meiji Seikaファルマ 株式会社

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