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2022.02.23

知財ニュース

ペットの排泄物を吸引したら無償交換―「ルンバ」の新モデルj7+、障害物をカメラ識別・クラウドで学習

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アイロボットジャパンは2月10日、同社のロボット掃除機「ルンバ」シリーズの最新モデル「ルンバ j7」と「ルンバ j7+」の発売を開始した。

「ルンバ史上最高の賢さ」をうたう両製品は、ルンバ初の前面に搭載されたカメラで障害物を識別・回避する画像認識機能「Precision Visionナビゲーション」を搭載。散らかった床でも障害物を回避しながら確実な清掃が可能となった。また、回避した未清掃のエリアを通知する機能も搭載する。

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現時点で認識できる障害物は、ケーブル類(ヘッドホンのコードや電源ケーブル類)、ペットの排泄物(固形物)、靴(スリッパ)、靴下、充電ステーションなど。回避可能な障害物は順次追加されるという。

さらに、清掃中に見つけた障害物の画像は、清掃終了後にアプリへ配信。障害物にどのように対処すべきかをユーザーが同社のクラウド上でフィードバックできるほか、世界中のユーザーからのフィードバックをもとにロボット自体が機械学習することで学習・進化を続ける。世界60カ国以上で販売され、累計4,000万台以上の販売台数を誇る強みだとしている。

ルンバj7

ルンバ

また、販売に伴い、ルンバのOS「iRobot Genius」も3.0にアップデート。アプリを通じた設定で、特定の場所の掃除や、進入禁止エリアの設定ができるだけでなく、清掃にかかる時間の事前通知や、携帯電話の位置情報を応用して「外出したらルンバが清掃開始する」機能などが新しく追加されている。

このほか同社では、「ルンバ j7」「ルンバ j7+」向けに「ペットオーナーあんしん保証」のサポートを実施。清掃中にペットの排泄物が付着してしまった場合の無償修理・交換などのサポートを実施するという(メーカー保証期間内1回限り)。

公式サイトはこちら

Top Image : © アイロボットジャパン 合同会社

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