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2022.05.19

知財ニュース

ZOZOSUITの計測技術を活用した「ZOZOFIT」の提供が米国で今夏開始

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「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOは、3D計測用ボディースーツ「ZOZOSUIT」を活用した、ワークアウトの進捗をサポートする新サービス、ボディーマネジメントサービス「ZOZOFIT」を発表した。

本サービスは、ZOZOSUITの技術を活用したサービス化第一号で、今夏に米国でサービス提供の開始を予定している。 また、サービス開始に先立ち、ZOZOFITの魅力を発信するアンバサダーの募集を米国にて開始した。本アンバサダーはサービス改善を支援するモニターであり、サービスの認知拡大をサポートする存在だという。

ZOZOFITは、ジムや自宅にいながら手軽で高精度な3Dボディースキャンおよび計測データのトラッキングを可能にするサービスだ。ZOZOSUITを着用し、スーツ全体に施されたドットマーカーを、スマートフォン上のZOZOFITの専用アプリとカメラで360度撮影することで、高精度な体型計測が可能になった。計測した結果を元に、精緻な身体の3Dモデルを生成することで、ワークアウトの成果が可視化され、トレーニング強化が必要な部位の見極めなどにも役立てることができるという。

通常、ZOZOFITと同等の高精度な3D身体スキャンを行うには、特殊な大型機械が必要で、導入にはコストやスペースが必要になるが、ZOZOFITでは、自宅やジムなどに計測用の特殊な器具を置く必要なしに、手軽でスピーディーな体型計測と自身の体型の3Dモデル化が可能となる。

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また、専用アプリ内に、過去の体型計測データや、計測データに基づいて生成された身体3Dモデルデータを記録し蓄積することができるため、過去と現在の身体3Dモデルを比較したり、数値データの変化をグラフで確認することができる。蓄積されたデータは、アプリ上で簡単にシェアできるため、トレーナーや一緒にワークアウトをおこなっている仲間にアドバイスをもらうなど、様々な活用が可能になる。

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ワークアウトを続けていると、体重などの数値データだけでは日々の体型変化を見落としてしまったり、トレーニングの成果が見えづらくモチベーションを保つことが難しいなどの課題があるが、ZOZOFITは小さな体型変化を見逃さず、より楽しく効率的なワークアウトの継続をサポートしてくれる。

将来的には、体型計測情報以外にも心拍や運動強度などの身体メトリクス全般を取り込んでいくとともに、それらのデータから生み出されるシミュレーションアルゴリズムなどの開発にも取り組み、身体メトリクスの情報や、ユーザーからの改善ニーズを蓄積していくことで、個々人の状況に合わせた関連サービスや商品を推奨・販売するマーケットプレイスとしての展開も視野に入れているという。

これまで3D計測用ボディースーツ「ZOZOSUIT」、足の3D計測用マット「ZOZOMAT」、フェイスカラー計測ツール「ZOZOGLASS」などの計測ツールを提供してきたZOZOは、同社が持つ計測技術を提供し、新たなサービスを共創するパートナー企業を募集してきた。昨年より計測テクノロジーの技術ライセンス販売を行うなど、自社サービス上だけでなく、業界や場所を問わず様々な活用先を検討していくとのこと。

ニュース原文はこちら

Top Image : © 株式会社 ZOZO

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