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2023.11.10
知財ニュース
株式会社シンコキュウ、深呼吸の習慣化に新デバイス「シンコキュウ」を開発─スクリーン無呼吸症候群を改善
株式会社シンコキュウは、深呼吸を誘発する卓上型呼吸デバイス「シンコキュウ」を開発した。同時に、「シンコキュウ」を呼吸プラットフォームとした、様々なサービスやプロダクトの共同開発パートナーの募集を開始している。
「シンコキュウ」は、慶應義塾大学特別研究員RPD(日本学術振興会)三好賢聖氏による「動きと共感のデザイン」の研究に基づいて開発された、深呼吸を誘導し習慣化することを助けるデバイス。
独特な動きとサウンドによりユーザーを深い呼吸へと誘い、デジタル機器使用時の「スクリーン無呼吸症候群」など、呼吸にまつわる様々な問題を改善し、生産性とウェルビーイング向上に貢献する。
デバイスは、目にした人や物の動きを擬似的に感じてしまう現象「運動共感」を応用し、ユーザーに対してさりげなく呼吸を促すよう設計されている。ユーザーの健康習慣に長期的に貢献することを目指して設計された(特許・意匠出願中)。
3つの独自機能「呼吸リマインド」「呼吸コーチング」「呼吸カスタマイズ」によって日常で深い呼吸を習慣化に導き、事前のユーザーテストでは、集中力維持による生産性向上、ストレスの軽減、深呼吸の習慣化など3つの効果が確認されたという。
デバイスは、2023年10月11日(水)から13日(金)までパシフィコ横浜で開催された展示会「healthTECH JAPAN 2023(ヘルステックジャパン 2023)」にて展示・実演された。同社では今後も開発を進めていき、2024年には、発展したベータ版「シンコキュウβ」のリリースを予定している。
Top Image : © 株式会社 シンコキュウ