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2022.11.28

知財ニュース

JR東日本、QRコードを利用した乗車サービスを2024年から開始─チケットレスでシームレスな移動を実現

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JR東日本は、2022年11月8日、チケットレス化の新しい手段として、QRコードを利用した新たな乗車サービスを発表した。2024年度の東北エリア導入を皮切りに順次提供エリアを拡大する。

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本サービスは、チケット購入後に「えきねっと」アプリに表示されるQRコードをスマートフォンを用いて自動改札機にかざすと、チケットレスで新幹線も在来線もシームレスに利用できるというもの。乗換改札も切符やSuicaなしで1つのQRコードで通過できる。自動改札機のない駅では利用者自身でアプリ上で利用開始・終了できる方法も検討している。

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本サービスでは、「えきねっと」の予約情報をセンターサーバに連携し、QRチケット情報を管理するシステムを構築している。改札機が読み取ったQRチケット情報をもとにセンターサーバで乗車券類の有効判定を行う。

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JR東日本では、グループ経営ビジョン「変革 2027」で目指す「シームレスでストレスフリーな移動」の実現や、ウィズコロナ・ポストコロナ社会における利用者の非接触ニーズ、持続可能な社会を実現するため、Suicaを軸とした「きっぷ」のチケットレス化を推進してきた。

本サービスでは、2022年12月から開始する自動改札機の老朽取替にあわせ、一部の通路にQRリーダーを搭載した新型自動改札機を設置していく。より多くの人がチケットレスで鉄道を利用できる便利で快適な駅の利用スタイルを提案していくとしている。

プレスリリースはこちら

グループ経営ビジョン「変革 2027」参考資料

Top Image : © 東日本旅客鉄道 株式会社

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