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2024.01.08
知財ニュース
子どもの交通事故防止に─ホンダ、肩にかけるおまわりさん「まもってトート」を販売
ホンダは、子どもたちの交通安全に役立てればとの思いから、「肩にかけるおまわりさん まもってトート」を販売開始した。
「まもってトート」は、警察官や警備員の制服をモチーフにした交通安全トートバッグ。暗闇で光る警察官の制服を見ると、ドライバーがハッとする心理から着想された。
夜に車を運転している人が、道路で警察官を見ると自然とブレーキを踏む心理に着目し、さらに夕暮れ時や夜間、ヘッドライトが当たると光る反射材を用いることで、「ドライバーが横断中に子ども達に気づいてもらいやすくなるのでは?」との気づきから警察官の制服のようなデザインのトートバッグに仕上がった。
公益財団法人 交通事故総合分析センター資料によると、新しく小学1年生になった子どもたちの事故件数が一番多く、「魔の7歳」とも呼ばれているという。特に、道路を横断中の交通事故が目立ち、夕暮れが早くなる10月に増加する傾向があり、ホンダは「夕方、下校する子どもたちや、習い事へ通う子供たちを少しでも安全に。」という想いをトートバッグに込めたと伝えている。
同社はこれまで、他社に先駆け、3点式シートベルトやエアバッグなどの車両への搭載に積極的に取り組む一方で、安全デバイスの正しい知識、使い方などをユーザーに直接伝える「ヒトに焦点を当てた」安全運転普及活動を、1970年に設立した安全運転普及本部を中心に半世紀にわたり継続している。
また、小学生、中学生、高校生、幼児の保護者など、年齢に合わせた交通安全教育プログラムを開発し、全国のHonda四輪販売店や各自治体、学校へ提供している。子供向け交通安全教室「あやとりぃ ひよこ」も全国で約3,000回開催している。
ホンダは2023年10月、港区の保育園の5歳児(約400名)に「まもってトート」をプレゼントした。また、「5分で作れる、まもってトート」として自宅で簡単に作れる方法も同社の公式ホームページにて公開している。
「まもってトート」公式サイト
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販売場所
Honda公式ウェア&グッズ オンラインショップ
https://goods.honda.co.jp/shop/g/gZBD22HN209A00/
Top Image : © 本田技研工業 株式会社