名古屋鉄道は、2023年8月25日から9月10日まで、メタバース空間上に「バーチャル名鉄名古屋ステーション」を公開した。名鉄名古屋駅を高精細に再現したリアルなメタバース空間内で、自身の分身となるアバターを操作して複数のコンテンツを体験できるもので、その再現度の高さにX（Twitter）を中心に話題を集めた。

「バーチャル名鉄名古屋ステーション」は、名鉄名古屋駅をバーチャル空間上に再現したVRサービス。入場者は自身の分身となるアバターで、精巧に再現された駅の構内の各所を隅々まで探索できるほか、3500系や1200系といった電車の発着を間近で楽しめる。

また、「バーチャル名鉄名古屋ステーション」には、100年を超える名鉄の歴史を秘蔵写真で振り返る「名鉄ライブラリ」や、駅構内の各所に隠された「光る宝」を見つけることで、名鉄にまつわる小話を見られる「“迷駅”ストーリーコレクト」などのコンテンツを用意。

さらに、「DJブース案内体験」では、“DJブース”と呼ばれる電車の運転室に乗り込み、マイクを接続して駅構内アナウンスを行うことも可能。音声認識でアナウンスの正確性が判定され、高得点を狙うゲーム性も付与されている。

なお、「バーチャル名鉄名古屋ステーション」は、VRメタバースプラットフォームアプリケーション「Planeta」をダウンロードの上、アカウント登録を行うことで入場可能（入場にはWindows PCが必要）。スマートフォンやタブレットは対応していない。

「バーチャル名鉄名古屋ステーション」公式サイト

「バーチャル名鉄名古屋ステーション」公式X（Twitter）

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Top Image : © 名古屋鉄道 株式会社