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2021.11.25
知財ニュース
マトリックスのNFTアバターが販売開始―最新作『マトリックス レザレクションズ』を踏襲し、赤いカプセル・青いカプセルでアバターを変身
ワーナー・ブラザーズはNFTの大手プラットフォーム「Nifty’s(ニフティーズ)」と提携し、『マトリックス』のアバターを2021年11月30日(米国時間)より販売する。これはシリーズ最新作映画『マトリックス レザレクションズ』公開に先駆けたもので、ニフティーズのソーシャルNFTプラットフォーム「Niftys.com」にて販売される予定だ。
マトリックスアバターは米ゲーム開発企業Epic Gamesのデジタルヒューマンを作成できるWebサービス「MetaHuman Creator」で構築されたもの。10万体ものバリエーションを持つ写実的なアバターがNFTとして発行され、購入者にはランダムに自分だけのアバターが付与される。価格は1体50ドル(約5,700円)。
ニフティーズによると、マトリックスアバターのNFT展開は2段階の展開を迎える。まずは、マトリックスに閉じ込められた一般の人をイメージした“ベース”アバターが11月30日に販売開始。ベースアバターは、髪型から髪の色、衣服からアクセサリーまで、数百万ものバリエーションを持つ属性で構成される。
その後12月16日より、購入者は、マトリックス映画最新作の世界観を踏襲し、青色の「Blue Pill」か赤色の「Red Pill」を選択しアバターを変身させることが可能になる。青色を選択した場合は購入時のアバターの姿がマトリックスの世界にロックされる。赤色を選んだ場合は、マトリックスから解放された戦士「レジスタンス」の一員となり、アバターの容姿は維持しつつも映画のキャラクターに触発された全く新しい服やヘアスタイル、アクセサリーのアバターに姿を変えるとのこと。
ニフティーズによると、この「マトリックス アバター」は複数年に渡る体験になるという。NFT保有者がアバターをアップグレードしたり、新しいNFTを獲得したり、オンラインコミュニティに参加するミッション課題やオプションなどが予定されているとのこと。
Top Image : © WARNER BROS. ENT.