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2021.10.20

知財ニュース

動画内の音を自動解析―リズムにしてビート動画を自動で作るアプリ「beatcamera」が登場

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株式会社STARRYWORKSが、スマートフォンのボタンひとつで動画を自動的にビート動画に編集するアプリ「beatcamera(ビートカメラ)」を開発した。

beatcameraは、AIの自動編集により、AIが動画の中から抽出した音声を分解し組み換えて新たなリズムビートを作り、映像と組み合わせて動画を再構築する。その結果、思いもよらない「おもしろ動画」がAIにより生成されるとのことだ。

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AIが動画から音声を抽出し、その音声がバスドラムに近い、シンバルに近いといったように解析してパーツに分類され、ビート音に変えられる。それをAIが動画と組み合わせて自動編集し、ビート動画が作られる仕組みだ。また、ユーザーがさまざまなジャンルからビートを選ぶことが可能。さらに今後は季節限定のビートも追加配信される予定だ。

beatcameraは、「サンプリング」という音楽制作技法を活用している。サンプリングは、1970年代以降ヒップホップによって一般的になった音楽制作技法で、既存の曲から一部分の音声やフレーズを取り出し、それらを繋げて全く新しい音楽を生み出す技法だ。

サンプリングの技法は現在さまざまな分野の映像表現で利用されているが、これらを人手で作るのにはとても手間と時間がかかる。beatcameraのAI技術を使用することで、ユーザーはこの「サンプリング」技法で作られた動画を自動的に生成することができ、これまで限られた人にしか作ることのできなかった映像や音楽の表現を誰でも気軽に体験することができる。

公式サイトでは、ユーザーから投稿された動画が多数公開されている。アプリはApp Storeから無料でダウンロード可能だ。

公式アプリはこちら
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Top Image : © 株式会社STARRYWORKS

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