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2024.02.27

知財ニュース

サムスンの「Galaxy Watch」、睡眠時無呼吸検出機能で初めて米FDAの認可を取得─24年10月頃に提供予定

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サムスンの「Galaxy Watch」は、スマートウォッチの睡眠時無呼吸検出機能で初めて米食品医薬品局(FDA)の承認を取得した。同機能は、2024年第3四半期に米国でのGalaxy Watchシリーズ向けに提供される見通し。

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同社によると、新機能は、装着者の睡眠を10日間で2回、1回につき4時間以上モニタリングすることで、中等度から重度の閉塞性睡眠時無呼吸症の兆候を検出できるというもの。トラッキング機能の対象は、睡眠時無呼吸症の診断を受けていない22歳以上のユーザーとのこと。

Galaxy Watchで血中酸素濃度をモニタリングして、低下のパターンが現れた場合は、「Samsung Health Monitor」アプリでユーザーに通知される。アプリは、サムスンのスマートフォンのみで利用可能。Galaxy Watchには、すでに血圧モニタリング、心電図検出、不整脈通知など、多数の健康関連のトラッキング機能が搭載されているが、睡眠時無呼吸検出機能はこれらの機能に加えられる。

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睡眠時無呼吸症は初期の段階では診断されにくく、放置される場合が多い。同社は「この機能によってより多くの人々がこの症状の兆候を検出できるようになり、早期発見が促され、健康関連の合併症を引き起こす確率が低下することを期待している」と話す。

一方、同社は「新機能は資格を持つ専門医による従来の診断や治療方法の代わりに使用するべきではなく、提供されるデータは、医師による睡眠時無呼吸症の診断の代わりとして利用してはならない」という警告も添えており、使用には十分な注意が必要になるだろう。

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Top Image : © SAMSUNG

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