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2025.06.27

知財ニュース

Microsoft、ASUSとコラボして「Windows 11」搭載ポータブルゲーム機を発表

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MicrosoftはASUSとコラボして「Windows 11」を搭載したポータブルゲーム機「ROG Xbox Ally」、「ROG Xbox Ally X」を発表した。2025年のホリデーシーズンに登場し、その後も順次提供地域が拡大される予定だ。事前予約に関する情報、参考価格、周辺アクセサリ等については今後詳しくお知らせする予定とのこと。

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「ROG Xbox Ally」は、カジュアルから熱心なプレイヤーまで、すべてのゲームをプレイするユーザーにとって優れた価値を提供するポータブルゲーム機だ。メモリは16GB、アップグレード可能な512GB M.2 2280 SSDストレージに加え、性能と電力消費を両立させ、バッテリー容量を最大限に活用しつつ、ゲームプレイの質を犠牲にしない「AMD Ryzen™ Z2 A」プロセッサが内蔵されている。このAMDプロセッサにより、ゲーミングにおいて最上級の性能を発揮し、没入的な描画などが楽しめるのだという。

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「ROG Xbox Ally X」は、最も優れた体験を求めるプレイヤーのために作られたポータブルゲーム機。24GBの高速メモリ、アップグレード可能な 1TB M.2 2280 SSD ストレージを搭載。

こちらにも「ROG Xbox Ally」と同じく、AMDプロセッサとして、順次登場する予定の最新AI機能を活用できる「AMD Ryzen™ AI Z2 Extreme」プロセッサが内蔵されている。また、より没入的な体験を提供すべく、インパルストリガーが採用されている。

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どちらのゲーム機にも使いやすく、最適化された「Windows 11」が搭載されている。これにより、他ではプレイすることが難しいゲームも、PCゲーミングの持つ自由度と多用途性によってプレイすることが可能。お気に入りのストアからゲームをダウンロードしたり、Discordのようなアプリを使ったり、Twitchでお気に入りの配信者を視聴したり、好きなMODを使ってプレイしたり、といったあらゆる楽しみがXboxから直接アクセスすることができる。

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ゲームバーを使えばホーム画面への復帰、ライブラリを探索し、ゲームの起動や終了を管理でき、フレンドとのチャット、アプリの起動、設定の調整なども簡単に行うことができる。今回、ASUSの革新的な「Armoury Crate」との統合により、ゲームバーからはさらに高度なデバイス設定や入力コントロールへとシームレスにアクセスできるようになったとのこと。ロック画面やタスクスイッチャーなどの細かな部分も、コントローラーでの操作が行いやすいように調整されている。

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1000以上のタイトルに対応する「Xbox Play Anywhere」は、Xboxでの一度の購入によってコンソール、Xbox PC、そして Xbox Allyでも一切の追加費用なくゲームをプレイできるようになり、同時に進捗状況や実績も共有される仕組みだ。ゲーム機を起動すると、お気に入りのゲームが既に準備されており、すぐさまプレイできるようになる。コンソール、Xbox PC、またはクラウドでゲームを遊んでいたとしても、全てのデータが自動的に同期される。Xbox Cloud、もしくは Xbox Remote Playを利用する場合、どこにいてもXboxコンソール内のライブラリを楽しむことができる。

さらに同社は、Xbox Allyの発売にあたって没入的で多様な体験を提供している『Roblox』との提携も発表している。

プレスリリースはこちら(日本語記事)

プレスリリースはこちら(英文記事)

Top Image : © Microsoft

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