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2025.09.24

知財ニュース

SwitchBot、生成AIが描くアートを飾れるスマートディスプレイ「AI Art Frame」を発表、家電展示イベント「IFA 2025」に出展

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SwitchBotは、家電展示イベント「IFA 2025」で新製品として、AIがアートを独自で生成してくれるスマートデジタルフレーム「AI Art Frame」を発表した。プロンプトに応じてAIが生成したアートや、ユーザーがアップロードした画像をカラーE-Ink表示できるディスプレイフレームだ。

デジタルフレーム「AI Art Frame」は、SwitchBotのアプリからテキストプロンプトの入力やアイデアをアップロードすると、AIが独自でビジュアルを作成してくれる製品だ。指示に従ってアート作品を生成できるため、壁に飾るアートを常に変化させることができる。また、写真のアップロードも可能だ。

特筆点として、表示方式に「E Ink Spectra 6 カラー電子ペーパー」を採用し、紙に近い質感でブルーライトを抑えながら視認性を確保している点が特徴だ。E Ink Spectra 6カラー電子ペーパーは、鮮やかな光る画面よりも紙に近い印象を与え、アート、写真、AI生成画像を紙のような鮮明な品質で表示する。

さらに、バッテリー駆動型で、低電力のE-Inkのおかげでバッテリーは1回の充電で最長2年間駆動できるという。ケーブル接続が不要な点が利便性を高めている。

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フレームは7.3インチ、13.3インチ、31.5インチの3種類が用意され、IKEA規格のフレームと互換性を持たせたデザインとされている。縦向きと横向きの両方で、デスク、壁、スタンドに設置することができる。

表示アートの生成は専用アプリを通じて、テキストプロンプトや参考画像を元にAIがローカル生成する方式とされており、プライバシー配慮がなされているとの説明もある。

現時点では価格と発売時期は明らかになっていないが、アナウンスによれば11月以降の出荷を見込んでいるとの報道もある。

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「IFA 2025」展示についてはこちら

Top Image : © SwitchBot

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