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2024.12.04

知財ニュース

世界初、オルツがAIクローンによる初のM&A成約を実現

オルツ、世界初、AIクローン技術を応用した「CloneMA」によるMAマッチング支援事例を発表

AIクローン技術を開発する株式会社オルツは、同社の「CloneM&A」を用いて、株式会社リロクリエイトのM&Aを支援したことを発表した。AIによるクローンマッチング技術を活用して実現したM&A成約は、世界初の事例となる(※)。
(※2024年11月12日現在、オルツ調べ。生成AI、LLMを活用したクローンマッチング技術による、実際のM&A成約事例)

「CloneM&A」は、売手企業のAIクローンを生成し、データベース内に存在する数千の買手企業クローンと仮想面談させることで、最適なマッチング候補先を探索するAIマッチングシステム。オルツのクローン生成技術により、企業が保有する音声データや事業資料などあらゆるデータから学習し、従来の属人的なキーワードマッチングを超える高いマッチング精度を実現している。

リログループは新規事業創出のためのM&Aを検討する中、オルツの「CloneM&A」が導き出す譲渡企業は、未開拓の不動産BPO領域における理想的なパートナーだと見出した。

譲渡企業側は当初リログループを提携候補として想定していなかったが、「CloneM&A」による明確な事業シナジーと、買手企業像の一致から新たな可能性を見出し、短期間で合意に至ったという。約5ヶ月というスピード成約は、AIクローンによる迅速かつ的確なマッチングを実現した「CloneM&A」の革新性を示すもの。

同システムは試験運用において、マッチング過程における高い秘匿性とM&A検討初期から納得感のある買手企業探索を提供できる点が評価され、M&A業界平均を上回る成果を記録(申込率、マッチング率、成約率)。

「CloneM&A」の一般提供は2024年末以降の予定で、オルツは「CloneM&A」を通じて、AIの力でM&A領域の課題解決を目指していきたい、としている。

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Top Image : © 株式会社 オルツ

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